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ダイハツの車両情報やリコールに関するお知らせ
ダイハツ工業は大阪に本社を置く自動車製造販売メーカーで、主に軽自動車の開発から製造販売まで行っています。
トヨタ自動車の完全子会社であり、OEM生産なども行っています。
ダイハツは自動車産業の中で最も古くから自動車の量産に取り組んでいます。
ダイハツの名前の由来は「大阪の発動機」を略して「大発」→ダイハツとなっています。会社が設立されたのは1907年で、当初は工場などに設置されるガス発動機などの製造を手掛けていました。
1930年に自動車の先駆けとなるオート三輪車を開発し、その後もディーゼル車や電気自動車などの製造も行いました。
ディーゼルエンジン車に関しては、1983年に発表したシャレードが1リッターあたり36.54kmもの燃費を叩き出してギネスブックにも記載されています。
ダイハツの車種やモデルチェンジ、リコールなど
ダイハツで人気の車種や、モデルチェンジに関する情報、また、その車種のリコール情報などをまとめてご紹介していきます。
車業界で話題となったエアバッグのリコール情報などについても言及していきます。
紹介する車種
・ムーブ
・タント
・キャスト
・ブーン
ダイハツの車種紹介 ムーヴのスペックやリコール情報
ムーヴが誕生したのは1995年で、スズキのワゴンRに対抗すべく投入されました。
2014年から販売されている6代目ムーヴについてご紹介していきます。
駆動方式 FF / 4WD
変速機 CVT(インパネセンターシフト)
サスペンション 前:マクファーソンストラット 後:トーションビーム (FF)
3リンク (4WD)
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,630mm
ホイールベース 2,455mm
車両重量 820 – 900kg
初代から変わらずノーマルとカスタムの2種類が販売されています。
燃費性能はカタログ値でJC08モード燃費でNA・2WD車は31.0km/L、ターボ・2WD車は27.4km/Lとなっています。
<評価>
燃費に関しては街乗りで20km/L以上も可能で、コストパフォーマンスに優れています。エンジン性能も旧型のムーヴに見られた坂道でのトルク不足が解消されており、ターボ搭載車両であれば力強い走りができます。
トールワゴンの課題とされているふらつきや横揺れの解消はやはり難しいものがあるようです。
<リコール情報>
ムーブのリコール情報は平成29年3月30日にCVTのトルクコンバータ不具合として届け出が発表されています。
状態によってはエンストなどの重大不具合につながるので、該当の年式のムーヴを所有している方はダイハツ工業の公式ホームページで詳細をご確認ください。
ダイハツの車種紹介 タントのスペックやリコール情報
タントは2003年に発売されました。
2018年の秋ごろにフルモデルチェンジをするという話があります。
駆動方式 FF/4WD
変速機 CVT
サスペンション 前:マクファーソンストラット式 後:トーションビーム式(FF)/3リンク式(4WD)
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,750mm
ホイールベース 2,455mm
車両重量 920-1,010kg
タントは車体が大きいため、軽自動車でありながら車体重量が1tを超えるものもあります。
その重量のため、燃費がカタログ値で24.6km/l~28.0km/lではありますが、実燃費は平均で15km/l前後となっています。
<評価>
タントは軽自動車の中でもかなり広く設計されており、ミドルクラスのワゴンやハッチバックにも匹敵します。
自転車なども積み込むことができるため利便性は良いです。
車高がかなりあるため、風の影響を受けたり走行中の振動は避けられないでしょう。
また、車重の重さから、NAエンジンでは力不足を感じることもあります。
<リコール情報>
タントのリコールは28年7月21日に発表されています。詳細についてはダイハツ工業の公式ホームページをご確認ください。
ダイハツの車種紹介 ブーンのスペックや評価
ブーンは2004年にダイハツとトヨタが共同で製作し販売されました。
駆動方式 FF
4WD
変速機 CVT
サスペンション 前マクファーソン・ストラット 後トーションビーム (FF)3リンク/トレーリングリンク (4WD)
全長 3,650-3,660mm
全幅 1,665mm
全高 1,525mm
ホイールベース 2,490mm
車両重量 910-960kg
ブーンはダイハツでは珍しい普通車となります。排気量は996ccで機動力と燃費を両立した設計となっています。
そのため燃費はカタログ値で最高28.0km/lと記載されています。
<評価>
内装に関して小物収納に優れており、シートも高級感がが漂います。
子供やお年寄りを乗せることを想定としており、腰を曲げずに乗り降り出来たり、後部ドアは約90度まで開く仕様になっています。
排気量の割にしっかりと走り、コーナーなどのぐらつきも少なく乗りやすい車だと言えます。
ダイハツの車種紹介 キャストのスペック
キャストは2015年に発売された新しいモデルの軽自動車です。
現代の人気傾向であるクロスオーバーSUVテイストを取り入れています。
駆動方式 FF/4WD
変速機 CVT
サスペンション 前:マクファーソンストラット式 後:トーションビーム式(FF)/3リンク式(4WD)
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,600mm(ACTIVA以外)
1,630mm(ACTIVA)
ホイールベース 2,455mm
車両重量 840-890kg
<評価>
内装は、シートがフルファブリックとなっており古さの感じないデザインとなっています。
低反発素材を採用しているためフィット感が良く疲れにくくなっています。
ターボに関してはトルクが太く、よく加速します。D assistと呼ばれるモードが搭載されており、パワーモードのようなもので追い越しなどの際に使用できます。
ハンドリングのレスポンスも良く、コーナーでのぐらつきもあまり気になりません。
ダイハツ エアバッグのリコールについて
車業界を震撼させた「タカタ製エアバッグのリコール」ですが、ダイハツの車種も例外ではありません。
公式ホームページでアナウンスされていましたが、以下の車種がリコール対象となっています。
・ミラ
・エッセ
・ハイゼット
・ハイゼットデッキバン
これらの車種を所有している方は、一度年式などを確認してリコール対象かどうかを判断してください。
もし、リコール対象であるにも関わらず修理を受けていない場合は車検に通らない可能性があるので注意が必要です。