世界各国に脅威を増しているウイルスの影響で毎日のように報道が続いています。
このまま世界はどうなっていくのでしょうか?
米国の研究所が今後の最善のケースと最悪のケースを発表しました。
感染者数が驚異的に増加
各国政府の発表によりますと、3月12日時点で国や地域別の感染者数は、
多い順に、
▽中国が8万793人、
▽イタリアが1万2462人、
▽イランが9000人、
▽韓国が7869人などとなっています。
死者は、
▽中国が3169人、
▽イタリアが827人、
▽イランが354人、
▽韓国が66人などとなっています。
この中でも注目されているのが現在1日あたり2000人も感染者が増えているイタリアです。
伸び率としては世界最大です。
イタリアの現在の姿
イタリアは日本に比べ人口は約半分なのに対し、3月13日には感染者が13000人を突破しました。
日本の676人と比較すると約20倍。
人口の割合からすると約40倍も多いことになります。
死者数も1日で200人ペースで増えており、加速しています。
日本の6人という死者数に比べ驚くべき人数です。
何故こんなにも日本と違うのでしょうか?
イタリアで感染者数が多い理由
イタリアは世界第二位の高齢者の割合が多い国なのです。
今回のウイルスで症状が悪化するのは高齢者や持病のある方が多いです。
症状が悪化する割合が多く、ついに政府から驚くべき措置が通達されました。
不要な外出の禁止と、薬局と食料品店以外の店舗を2週間、休店を決定したのです。
かなり強引な措置に思えますが、現在の状況を考えると仕方が無いのかもしれません。
日本は大丈夫なのでしょうか?
アメリカの著名シンクタンク「ブルッキングス研究所」のウェブサイトに世界各国の今後の予想が掲載されました。
良いシナリオと悪いシナリオ
ブルッキングス研究所による世界各国の死者数を紹介します。
最善のシナリオでは約1500万人が、最悪のシナリオでは6800万人が死亡するという。うち中国では、最善のシナリオで279万4000人、最悪のシナリオでは1257万3000人が死亡すると推定されている。
国別の推定死亡者数も下記のように表化されており、日本の場合、その数は最悪のシナリオで57万人、最善のシナリオでも12万7000人となっている。
ちなみに、アメリカの場合は、最善のシナリオで23万6000人、最悪のシナリオで106万人だ。アメリカでは毎年、インフルエンザで約5万5000人が亡くなっているが、それをはるかに超える数である。
なお、韓国の場合は最善のシナリオで6万1000人、最悪のシナリオで27万2000人、イタリアの場合は最善のシナリオで5万9000人、最悪のシナリオで26万5000人と日本より推定死亡者数が少ない。
引用 https://news.yahoo.co.jp/
現在のイタリアと日本の状況を見ると、信ぴょう性は疑われますが本当に最悪な状況にならないように国境を越えて助け合う時なのではないでしょうか?
感染しない為にやるべきこと
先ほど紹介したケースが真実にならない為に、私たちに出来ることは何でしょう?
厚生労働省によると・・・・
1、一般的な感染症と同じように手洗いうがいを徹底する
2、人が集まる場所に行かない
3、不要な外出を避ける
4、感染が疑われた時点で病院に相談する
5、マスクを着用する
1人1人が今までの常識に囚われずに行動することが重要です。
まずは自分が感染しない。
万が一感染してしまった場合は他の人に感染させないこと。
なぜ日本はイタリアに比べて感染者数が少ないのでしょうか?
もしかしたら判明していないだけで、もうあなたのすぐ近くまで迫っているかもしれません。