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非常食と合わせて万全。食べながら気軽に備えるローリングストック法

 

東日本大震災以降、私たちの「防災」への関心は高くなっており、家族3日分の非常食を備えている家庭増は5割以上となりましたが、またその一方で、備蓄しておいた食料品が賞味期限切れになり使えないというアンケート結果もあるようです。そんな結果をふまえて、多くの専門家が推奨している非常食の備蓄方法に「ローリングストック法」があります。

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食べながら備えていくローリングストック法

言葉の通り、ストック(備蓄)をローリング(回転)すること。備蓄した食品を定期的に消費し、食べた分だけ買い足していく方法です。

災害時に備え、普段食べている食品を少し多めに買い置きし、期限の近いものから日常的に食べ、その分買い足していく方保です。
「非常時にも食べ慣れたものが食べられることで食のストレスは減ります。また事前にいろいろ試しておくことで、好みのものを備蓄できるようになるようです。

非常食もローリングストックが安心

専用の非常食は、期限の長いものが多く飲料水も含めて3年~5年という消費期限の物が多くあります。我が家ではこの非常食もローリングストックを心がけており、1年ごとに最小の7日分(家族3人、1人2.5日分の計算)という非常食を買い足していきます。そうすることで常に5箱のストックで「1人約12日分」を備えておくことができます。

非常食は期限切れの1年前に開封しお弁当代わりやおやつ代わり美味しくいただいています。

日常食のローリングストックで備蓄しておくもの

 

これだけ備えれば安心 (非常バッグ)

飲料水 ※最低3日分、1人1日3Lが目安
非常食(ご飯〈アルファ米〉、レトルト食品、ビスケット、板チョコ、乾パンなど)
※最低3日分
ヘルメット、防災ずきん
衣類、下着
レインウェア
懐中電灯(手動充電式が便利)
携帯ラジオ(手動充電式が便利)
予備電池、モバイルバッテリー
ろうそく、マッチ、点火棒
カセットコンロ
救急用品(ばんそうこう、消毒液、常備薬・処方薬、包帯など)
使い捨てカイロ
毛布
軍手
洗面用具、歯ブラシ、歯磨き粉
タオル
ペン、ノートなど筆記用具
マスク
手指消毒用アルコール
石けん、ハンドソープ
ウェットティッシュ
体温計
携帯トイレ
トイレットペーパー
貴重品(現金、小銭、印鑑、預金通帳、運転免許証や健康保険証など身分証明書)
ホイッスル

ローリングストック (子供)

ミルク(キューブタイプが便利)
使い捨て哺乳瓶
離乳食
携帯カトラリー
紙オムツ
お尻ふき

ローリングストック (女性)

スキンケア用品
生理用品
おりものシート
サニタリーショーツ
殆どの自治体が 災害時に備え各家庭での備蓄の協力、ローリングストックでの簡単な備蓄を推奨されています。南海トラフや、大災害が発生すると、県外から支援が届くのは早くて4日目以降、1週間以上掛かることも予想されています。

非常食にプラスして、気軽なローリングストックの実践で、「もしも」も時に備えを始めませんか。