複数の女性にセクハラ行為をしたり、横領なども行っていたとして広島県警の職員3名が処分されました。
処分は2月27日~3月19日付となっています。
処分を受けた職員は巡査長や課長代理級の職員であるため、今回の事件で広島県警は著しく信用を失墜させたこととなります。
セクハラなどを行った巡査長
警察署勤務の男性巡査長はセクハラ行為や不適切な異性関係を持っていたとされています。
セクハラを受けたのが複数人いたのかは公表されていませんが、不適切な異性関係も持っていたとされているため役職を利用して被害女性に抵抗できないような行動をとっていたのではないでしょうか。
職権乱用ともとれる内容であり、極めて悪質な行為が認められるため、この男性巡査長は減給10分の1(6カ月)の懲戒処分を受けています。
知人女性にわいせつな行為をした警部補
次は警察署に勤務している男性警部補についてですが、こちらは知人女性に抱き着いたりわいせつな行為をしたとされています。
事件が発覚した経緯が公表されていないため詳細は不明ですが、おそらく知人女性から被害届が提出されたのではないかと言われています。
この男性警部補は減給10分の1(3カ月)の懲戒処分を受けています。
購入費を横領した課長代理級職員
県警本部に努める課長代理級の職員は、同僚から集めたコーヒーなどの購入費を横領したとされています。
課長代理クラスでありながら、恐らく数千円の資金を横領するという惨めな事件です。
本人は特に横領しているという意識は無かったと思いますが、事件が表に出たということは同僚が告発したということになるかと思います。
かなり高い役職を持っていますが、このようなことで信頼を失うというのはキャリアに大きな傷を負ったのではないでしょうか。
この課長代理級職員も男性警部補と同じく減給10分の1(3カ月)の懲戒処分を受けています。
警察官の不祥事が続く
コロナウイルスの報道に埋もれがちですが、普段から発生しているような事件は同じように起こっています。
特に、公務員の事件はテレビなどでも大々的に報道されます。
公務員の中でも警察官の不祥事が目立っており、直近では以下のような事件も起こっています。
14日、香川県警の警察官・須和宏人容疑者が妻の首を絞めたとして傷害の容疑で逮捕されました。
現在は特に大変な時期であり、全世界が一丸となって乗り越える時期です。
世界的に見ても自粛疲れなどでストレスが溜まっているとは思いますが、自制心を持って行動することが大事と言えるでしょう。