ウイルスの影響で日本国内だけでなく世界的に物品が過剰に購入されています。
特にマスクは全国の小売店で売り切れが続き、マスクを使用したいのに購入することが出来ない事態が続いています。
そんな中、マスクを配っている人がいるとの情報があり調べてみました。
マスクを無料配布している人の正体
引用元 withnews
場所は都内の渋谷駅周辺。
手作りの看板に「マスク無料配布」と書いてあり、個包装されたマスクを配っている女性がいます。
彼女は日本在住の中華人です。
マスクが入れられた段ボールには「武漢からの恩返し」と書かれており、道行く人に無料で配っていました。
配布までの経緯
当初、武漢で流行したウイルスは徐々に世界各国へ広まりましたが、最初に流行した武漢ではマスクの着用が義務付けられるなどし、生産が追い付かなくなりました。
この時に日本からは大量のマスクが寄付され、大変重宝されたようです。
現在では生産が追いつくようになり、徐々に感染の拡大も勢いが緩やかになりつつあります。
この日本在住の女性は、日本からの援助に助けられた恩返しを行いたかったそうです。
日本では未だに供給が追い付かず、マスクの取得争いが激化しつつあります。
こういった状況から、日本への恩返しとして活動を始めたそうです。
マスクの入手先は?
気になるのがマスクの入手先。
実は日本在住の中華人の知り合いネットワークに連絡をして、余っているマスクを少しずつ分けてもらえないか聞いたそうです。
決して、配布する為に小売店などで購入したのではありません。
配布の為に購入争いに加担したのでは、本当に必要な人に行き届かなくなるから意味が無いと考えたからでした。
この女性が配った枚数は1500枚ほど。
決して多いとは言えない枚数ですが、マスクを受け取った日本人は大変喜んでいたそうです。
日本人としての気持ちの在り方
日本は世界的に見ても「思いやり」を大切にする文化を持っています。
世界に誇れる考えや礼儀を持っているからこそ、地震や災害を乗り越えられてきました。
今回のウイルスの流行も協力し思いやりを持つことで必ず乗り越えられます。
他の国に比べて流行のスピードが格段に低いのも、小さな思いやりや気配りが徹底されているのも影響していると思います。
今回の中華人の行動によって不安や恐怖が先行していた気持ちを客観的に見直すことが出来ました。
大変ありがたい行いに感謝します。